「”子ども”も”大人”も楽しめる鉄道ミュージアム」をコンセプトに、海老名駅隣接地に開業した小田急電鉄初の常設展示施設。展示の一つとして、歴代ロマンスカーや通勤電車が疾走する鉄道ジオラマを当社で制作。新宿から箱根の沿線の街並みを一望できる巨大なジオラマ(約190㎡)で、鉄道はHOゲージ、街並みは精巧かつリアルに再現し、多彩なミニチュアと刻々と移り変わる沿線の風景を楽しめます。
「旅、くらし、ロマンスカー」をキーワードに、ロマンスカーと複々線化事業、そして沿線の街の魅力を発信すること。
ロマンスカーや通勤電車が疾走する風景や複々線での追い抜き、エリアごとに特徴を明確化した街並み、これらの魅力が引き立つよう、鉄道と街や地形のレイアウト、照明、色彩計画を展開。高層ビルの壁を駆け上るヒーローや小惑星に向かう探査機など、ときにユーモアも交えたシーンを散りばめ、どこを見ても楽しい演出を実現しました。
小さな子どもが安全にジオラマを見られると同時に、不用意にジオラマ内へ進入しないように、手摺の形状・寸法などに配慮しました。
小田急電鉄(株)
企画、運営、デザイン監修:UDS(株)
展示企画、デザイン・設計、制作・施工:(株)丹青社
プランニングディレクション:建石 治弘
デザイン・設計:中井 弘志、石渡 美穂
制作・施工:佐藤 拓人、(株)丹青TDC 鈴木 照男
プロジェクトマネジメント:山崎 鋭児、幸 雅文、佐藤 桂
2021年4月
※施設の営業、公開状況については公式サイト等よりご確認ください。
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