クロステックミュージアム X TECH MUSEUM

実際の製品や体験型展示を通してものづくりの楽しさを体感できる、子どもたちの記憶に残る空間を実現

ミネベアミツミのものづくりに関わる「自然界の原理原則」を学べる体験型展示

事例概要

総合精密部品メーカーであるミネベアミツミの体感型ミュージアム。「ミネベアミツミの特性を活かし、世界のものづくりを支える技術」をテーマに、ものづくりの現場を見ることができるラボ、ウェブサイトやパンフレットなどのコミュニケーションツール、建築全体のVIまでをトータルにプロデュースしました。実際の製品や体験型の展示に触れながら、わかりやすく学び、ものづくりへの興味や関心、気づきをもっていただける施設を実現しました。

課題/テーマ

普段は目にする機会が少ないミネベアミツミの製品と、それらを支える技術を分かりやすく紹介すること。特に子どもたちのものづくりへの興味を喚起し、将来の技術者や製造業の担い⼿がひとりでも多く育つきっかけとなること。

解決策/実現策

ミネベアミツミのコア事業を『X RANGER (クロスレンジャー)』としてキャラクター化。X RANGER がナビゲーターとして、ミュージアムを案内する構成にすることで、インパクトのあるコーポレートアイデンティティーを表現するとともに、展示に対する子どもたちの理解促進を図りました。展示の最後には来館者もX RANGERの仲間になって自分の夢を表明するコンテンツを展開。一連の流れを通じて、子どもたちの記憶に残る空間を実現しました。

環境配慮設計

ユニバーサルデザイン:車椅子の方や、子どもが見やすい高さのグラフィック掲出や、操作しやすい体験装置の設計を追求しました。
安全設計:いろいろな使い方が想定される展示什器の細部にまで気を配り大きな曲面を採用。足元の出っ張りを無くすなど安全性を最優先しデザインしました。

プロジェクト概要

事業主

ミネベアミツミ株式会社

業務範囲

施設コンセプト企画、展示企画、デザイン・設計、制作・施工、映像制作、運営コンサルティング、ウェブサイト制作、ブックレット制作

当社担当者

全体ディレクション、デザイン・設計:池田 正樹
コンテンツディレクション:石橋 遼太朗、坂尾 南帆
企画:山田 淳、古口 桃子
制作・施工:山田 一真、安田 篤史、関 隆志、竹内 俊一、丹青TDC
プロジェクトマネジメント:平田 勲、庄司 巧哉

所在地

東京都

オープン

2023年9月

ウェブサイト

https://www.minebeamitsumi.com/xtechmuseum/

施設概要 ※2024年7月時点

施設名

クロステックミュージアム X TECH MUSEUM

所在地

東京都港区東新橋1丁目9番3号 ミネベアミツミ 東京クロステックガーデン

交通アクセス

JR線 新橋駅 汐留口 汐留シオサイト方面 徒歩約10分
東京メトロ銀座線 新橋駅 汐留シオサイト方面 徒歩約12分
都営地下鉄浅草線 新橋駅 汐留シオサイト方面 徒歩約10分
都営地下鉄 大江戸線 汐留駅 9番出口 徒歩約3分
ゆりかもめ 汐留駅 東口 徒歩約5分

※施設の営業、公開状況については公式サイト等よりご確認ください。

ミネベアミツミの頭文字『M』をダイナミックに表現した象徴的なエントランスゲートが期待感を演出する
プロローグ映像:臨場感あふれる映像でミネベアミツミの部品や海外工場を探索するクロスシップシアター
ミネベアミツミのコア事業:ミネベアミツミの8つのコア事業とサブコア事業を紹介する展示ゾーン
世界を動かすミネベアミツミ:身の回りで活躍する「ミネベアミツミの部品が組み込まれた製品」を紹介する展示ゾーン
未来を動かすミネベアミツミ:ミネベアミツミの「未来に向けた取り組み」を紹介する展示ゾーン
クロスコリドー:ミネベアミツミの8つのコア事業の起源や歴史を解説・展示するゾーン
クロステックラボ:最新のものづくりの現場を見学通路から見ることができる実験室
ミネベアミツミのコア事業を擬人化。展示の最後に来館者も仲間になり自分の夢を表明する
撮影:RINO KOJIMA(ライツ撮影事務所.)
実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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