セイコーウオッチ創業の地、銀座の中心から世界へセイコーブランドを発信する体験型発信拠点です。1階は銀座・和光の時計塔の内部をコンセプトとしたミュージアムで、セイコーウオッチのものづくりの軌跡を辿りながら、セイコーの歴史やテクノロジーを紹介しています。2~4階では、主力4ブランドの世界観を表現した空間のなかで、日本の”おもてなし”を感じながら買い物ができます。
世界中の人々が行き交う場である銀座に、セイコーブランドをダイレクトに発信する拠点をつくること。体験型のコンテンツを盛り込み、国内外のお客さまにセイコーの魅力に触れて、感じていただくこと。
1階の「MUSEUM」は和光の時計塔の内部をイメージし、時計に対する興味・関心の高いお客さま以外でも入りやすいエントランス空間とし、セイコーファンの拡大を目指した。2階から4階の「BOUTIQUE」は、それぞれのブランドごとに世界観の変わるルームトゥルームの構成。各ブランドの情報体験ができる演出を中心に配置し、実際に時計を見て触れることで購買意欲を高めるカウンターを周囲に取り囲む構成とした。お客さまのスマートフォンを介し、各フロアのタブレット端末と連動させた商品情報表示や、施設内を回遊するウォークラリーなど、デジタル技術を活用したブランド体験も設け、施設全体を通してセイコーのブランド発信と購買を両立させるショールームブティックを目指した。
照明器具はLEDを採用し、各エリアで最適な照明環境を検証のうえ、無駄なエネルギー損失のない計画とした。
セイコーウオッチ株式会社
展示企画、デザイン・設計、制作・施工、プロジェクトマネジメント
プロジェクトマネジメント:加納弘之、遠藤弘道
企画:渡邉将人、小松田麦子、矢加部美穂
ディレクション:上垣内泰輔、猪瀬恭志
デザイン・設計:猪瀬恭志、帯川裕丞、鶴谷真衣、金子華絵
制作・施工:三宅恵介、嶋澤拓真、坂本裕貴、今井敏二、川南保夫
演出企画・制作:石合美紀、小林勇、沢木和樹、藤谷隼平
2018年12月
SEIKO DREAM SQUARE(セイコードリームスクエア)
東京都中央区銀座4丁目4-10
10:30~19:00
東京メトロ「銀座駅」A10・B2・B1出口より徒歩すぐ
※施設の営業、公開状況については公式サイト等よりご確認ください。
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