コラム

体験型ショールームとは?
ショールームとの違いからメリット、事例まで解説!

Date: 2022.11.14

ショールームといえば、一般的に製品を展示することが主眼に置かれてきましたが、近年は来場者が展示を見るだけでなく、体験も合わせて提供する「体験型ショールーム」が増えてきています。
今回は、体験型ショールームとは何か、ショールームとの違い、体験型ショールームを設置するメリットや事例をご紹介します。

体験型ショールームとは?

体験型ショールームとは、製品やソリューションを実際に触ることはもちろん、その価値を様々な仕掛けなどを通じて体験することができるショールームです。

例えば、住宅業界では最新の住宅設備やインテリアコーディネートを、住宅のモデルハウスなどをショールームに設置して見せるだけでなく、来場者が実際にモデルハウス内に入り、断熱性能を体感できたり、宿泊して暮らしを体験できたりする体験型ショールームがあります。

食品メーカーの体験型ショールームでは、工場見学やパネル展示を提供するだけでなく、来場者の嗜好性に合わせてカスタマイズしたものを実食提供するなどの試みを行っている例もあります。

このように、観覧、見学するだけに留まらず、さまざまな体験ができるショールームは、近年増加傾向にあります。

ショールームとの違い

一般的にショールームは、製品を見たり触ったりするためのディスプレイとして機能しています。ショールームという名前の通り、「見せる」ことが重要です。

一方、体験型ショールームは、ディスプレイとしての機能に加えて「体験・体感する」といった機能も加わります。例えば、住宅設備の展示場では従来、モデルハウスや模型の展示を行うのが一般的でしたが、近年ではキッチン設備にて実際に料理をしてみたり、調理器具の収納を試してみたりと体験できる展示場もあります。つまり、来場した顧客が自ら体験を行うこともあります。

また、体験型ショールームは見たり触ったりするだけでは伝わりにくい価値を、体験を通してうまく消費者に伝えることができるのが特長です。例えば、エアコン製品は、パンフレットやホームページ上ではどのくらいの大きさなのか、風当りやリモコンの操作性などはわかりづらいものです。体験型ショールームに足を運ぶことで、実物を見て、触って、作動させてみることでその価値を知ることができます。時には、価値がわかりやすいように空気の流れを見せる演出を加えることで、よりわかりやすくすることもあります。
体験型ショールームは、来場者自らに体験してもらうことや、演出などを通じて文字やパンフレットだけでは伝わりにくい製品の価値をより一層伝わりやすくすることができます。

体験型ショールームを設置するメリット

体験型ショールームを設置することは、顧客視点、企業視点それぞれには次のメリットがあります。

 

顧客にとってのメリット

体験型ショールームに訪れた顧客は、自らの体験を通してより製品の導入イメージを抱くことができるようになります。カタログやWebサイトではわからない価値を実感でき、失敗のない購買行動が行えます。また、ショールームに足を運んで実際に体験することは、購買工程をより充実したものにしてくれるため、楽しさも得られます。ブランドや会社の価値もより深く感じることができるでしょう。

 

企業にとってのメリット

企業にとっては、来場した顧客に価値を訴求しやすくなるため、販売促進につなげることができます。さらに、体験型ショールームで製品の最終的な価値だけではなく、その価値提供につながるプロセスや根底にある企業としての考えを伝えることで、顧客満足度向上、ひいてはブランディングにもつながります。その結果、企業のファン化も実現しやすくなるでしょう。またその場で体験した顧客からのリアルな声や意見を拾うことで、次の製品開発や既存製品の改良につなげることができます。

体験型ショールームの事例紹介

ここで、体験型ショールームの事例を2つご紹介します。

 

プリンター機器メーカー

あるプリンターやオフィス機器のメーカーは、体験型ショールームを創設しています。製品を展示するだけでなく、製品を活用するとどのように生産性向上を図ることができるのかを体験することができます。
例えば、2種類のプリンターを提示し、印刷中の温度変化をサーモグラフィーで確認することで、発熱具合がわかり、環境問題を考えるきっかけとなります。また、オフィス製品のコーナーでは、普段、利用したことのない製品を直接試用できる場所もあり、リアルに生産性向上効果を体感できます。大型機器や産業用ロボットについては、予約制でデモを体験できます。こうした体験に引き付けられ、オフィス環境づくりに興味のある経営者や総務担当者が日々、多く訪れています。

 

カメラ・プリンター機器メーカー

あるカメラ・プリンター機器メーカーは、ショールームで企業像や歴史、製品やサービス、ソリューションを展示しています。ビジネス向けフロアとコンシューマー製品のフロアに分かれており、コンシューマー製品フロアでは、タッチ&トライコーナーが大きく用意されており、カメラの被写体としてジオラマが設置されています。ここで来場者は自由にカメラ製品を使って写真撮影を試すことが可能です。また製品の体験だけではなく、メーカー技術力の高さを視覚化するなど展示手法を工夫することで、直感的に同メーカーの優位性を体感できるようにもしています。

まとめ

近年、増加している体験型ショールームは、一般的な製品を展示するだけのショールームのメリットに加えて、購買促進、顧客満足度向上、ブランディング、製品開発や既存製品の改良につなげられるという多彩なメリットが得られます。

丹青社では、体験型ショールームをはじめとした体験型施設の制作を行っております。その効果的な体験価値の提供方法や展示手法などもご提案させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

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